ブックタイトル佐藤栄作 受賞論文集

ページ
976/1096

このページは 佐藤栄作 受賞論文集 の電子ブックに掲載されている976ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

佐藤栄作 受賞論文集

これらの助言および現在の実効性に欠ける国連の活動に鑑み、次の結論を得た。すなわち、国連は災害現場やフォーラムにおける「調整役」から、より実効的な取り組みを牽引する主体的な「舵取り役」へと変化すべきである。具体的には、以下の取り組みを実行することが求められる。・従来の、災害支援時における調整能力の一層の強化・地域別に共通の防災基準の策定および技術協力・短期的には国連人道問題調整室(Office for Coordination of Humanitarian Affairs:OCHA)の災害に対処する機能と国連国際防災戦略(International Strategy forDisaster Reduction: ISDR)の上位に新たな代表ポストを設け、両組織の協力を促進、長期的にはそれらの統合974