ブックタイトル佐藤栄作論文集9~16

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概要

佐藤栄作論文集9~16

第15回佳作? Martin Albrow The Global Age: State and Society Beyond Modernity, Cambridge:Polity Press, 1996, p. 88.ちなみにこの定義は、Ⅰ(a(α、β、γ、δ)、b、c)、Ⅱ、Ⅲという階層構造になっている。?山本吉宣は「超領土性」「越境性」「領土性」のそれぞれ支配する幾つかの分野に関して、グローバルからローカルへ続く数直線上で表している。中間には超領土性とは区別されて、「越境性」(越境汚染など)が位置付けられていることにも注意。山本吉宣「グローバリゼーション--その意味と意義」今井隆吉、細谷龍平編著『新しい世界像グローバリゼーションへの理論的アプローチ』、世界平和研究所、1998年、39頁。?グローバリゼーションが語られる文脈が「二項対立」的であると論じるものに、山本吉宣、前掲諭文。特に39-41頁。?河合正弘他『ゼミナール国際金融基礎と現実』、東洋経済新報社、1993年、119頁。?アフリカにおけるグローバリゼーションの全般的な影響については、ChristopherClapham, Africa and the international system: The Politics of state survival,Cambridge University Press, 1996, pp. 24-27.?山本吉宜前掲論文、43頁。?田中明彦「グローバリゼーションと『新しい中世』」今井他編著前掲書、74頁。?浦野起央『現代紛争論』、南窓社、1995年、313-314頁。?ロズナウはこの原因を世界経済の集権化が民間部門で起きており、国連はそれにかかわることができないからだとしている。ジェームズ・N・ロズナウ著、功刀達朗監訳「激動の世界と国連」『国連地球社会の選択1』、PHP研究所、1995年、40頁。?「包括的に」に注意。もちろん他の国際機関がこれまで取り組んでこなかったわけではない。? Stephen D. Krasner International Regimes, Ithaca: Cornell University Press, 1983,p. 2.?この点でレヴィー(Marc A. Levy)は国連ではないが、ヨーロッパの広域越境大気汚染のレジームを分析して非強制的ながらも周りからのpeer pressureにより国際協力が達成される「奉賀帳外交(tote-board diplomacy)」という概念を提示し755