ブックタイトル佐藤栄作論文集9~16

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概要

佐藤栄作論文集9~16

第13回佳作つまり、今後、国連大学の行なっている活動内容は世界にとって重要性を増してくるわけである。これからの国連大学は、国連の諸問題を解決し、世界をよりよい社会へと導く重要機関へと発展していくべきなのだ。しかし、このように国連大学及びその研究部門が発展していくためには、現在の機関では規模が小さく、人員的にも予算的にもとても足りるものではない。そこで、日本及び世界の学会の力が必要となってくる。2で述べた様に、国連大学が世界の学術研究組織の中枢を担うようになれば、国連は世界のブレーンを集約することができるようになるのだ。これらの提言を現実化するのは決してたやすいことではない。だが、1つ1つを着実に実行していくことが大事なのではなかろうか。それらは必ず相互に力を及ぼしあって、国連大学及び諸研究機関を発展させていくであろう。そして、国連の抱える諸問題を解決し、世界平和と発展に寄与していくことを私は望んでやまない。参考文献?国連のしくみ吉田康彦1995日本実業出版社?国連その原点と現実坂口明1995新日本出版社?国際連合大学年次報告書1994国際連合広報局?国際的教育・研究機関のネットワーク1995国際連合広報局473