ブックタイトル佐藤栄作論文集9~16

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概要

佐藤栄作論文集9~16

提案1「国連大学学術インターネットネットワーク」の構築これは世界的な学術リンクを安く作る切札とも言えるシステムである。概要はホームページによる「発信」型の部分とイーメールやネットワークを利用した「やりとり」型の部分からなる。つまり国連大学の研究を細かく結果まで「発信」型の部分に掲載し、それを受けて各個人や研究者がイーメールや公開のネットワークといった「やりとり」型の部分を使って自分の意見や反応を交換しあうというものである。これはひどい話コンピューター1台の設備でも設置可能なものである。要はこれを使って色々な人のアクセスが可能な「場」を作るということである。この「場」をもちいることで、まず国連大学のプロジェクトに直接的に参加しなくても学術的な意見を述べるなどの関わりを持つことが可能になるであろう。また双方向ゆえに国連大学のネットワークもここから広がるといえるだろう。例えば連携して具体的研究を行ない得るパートナーをこのネットワークから探すことができるということである。もちろんこの存在を世界的に知らしめることも重要である。その一貫としてこの「佐藤栄作賞」論文もインターネットのネットワークで応募したり、またはより一般向けに国連大学の作った教材を使い通信教育的なものが行なわれてもいいのではないか。ともかくこのような「不特定多数の人」が「双方向的に」関わりあいを持つことのできるシステムの構築をするべきといえる。なお国連大学において「UNL」プロジェクトというものが始まった。このUNLプロジェクトとはインターネットに接続して異なった言語を用いる人々のコミュニケーションを促進する変換モジュールを開発する計画で、10年にわたる計画だという。これは上記のインターネットネットワークにも生かせるといえる。ぜひこのような計画もあわせ「双方向的ネットワーク」を構築すべきであろう。提案2「国連大学アカデミックボランティアー制度」の設置これは日本や各国連大学の地域事務所の置かれているようなところに限定をされるが、大学生や社会人を対象に国連大学の会議を運営したり、活動の支援をするアカデミックボ444