ブックタイトル佐藤栄作論文集9~16

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概要

佐藤栄作論文集9~16

第11回佳作連はまず、経済社会理事会の権限を格上げて、安保理に対して勧告の権限をもたせ、また、現在の各専門機関、地域機関及び国連の他の経済社会関係機関を統廃合して全般的に建て直し、安保理と経済社会理事会が車の二輪となって連携して世界の平和と発展に当たる。更に、安保理を段階的に増員改編すること。常任理事国になる統一した資格がなく、しかも多数の国々がなりたい現状において、国連は早急に以下のような明確なビジョンと手順を打ち出すべきである。即ち、今後段階的に常任理事国を8ヵ国、非常任理事国を16ヵ国に増員し、増員方法は3年一度の選挙で、一度の選挙で一つの常任理事国しか増員しない。新しい常任理事国は今の常任理事国と全く同じく拒否権を持ち、非常任理事国に5回当選されたことのある加盟国の全てが立候補でき、その中の得票率が最高で、しかも投票数の4分の3を超えている国を常任理事国とする。非常任理事国も常任理事国の増員と連動して増員し、選挙方法はいままで通りとする。275