ブックタイトルsatoh

概要

satoh

第6回優秀賞て与えるべく努力を重ねる､そしてこのような成果のフィードバックも含めて多くの人が利用し得る異文化情報センターを作り､そこでは国際交流によってカルチャーショックを受けず､円滑に交流が図れるような事前の教育なども行い得るようにする｡最後に､日本は国連大学がこれらの活動を円滑に行い得るように経済的･技術的援助を惜しまないことが望まれるが､それだけではなく､歴史的に侵略を受けることなく文化を受容しっづけることができたという特徴､また西洋ではない国家として､西洋的価値基準に必ずしもすべて依拠せずに最初に近代化に成功したという特徴などを自分たちの手で詳細に分析し､開発途上国の発展のためにその成果を生かしてもらうことも重要な貢献のひとつであろうし､今後重要性を増すと思われる異文化間コミュニケーションの問題としても､独特のコミュニケーション文化を培ってきた国家として､西洋からの一方向に偏しない問題提起をし､よりユニヴァ-サルな全人類･全地球の発展に通ずる貢献をすることが望まれる｡723