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概要

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の基礎固め、外国語の理解能力を充実し、そして人々の「自己啓発などの徹底」の自己又は相互啓発の努力と相まって、がっちりした基礎固めが出来上がるものである。これらの基礎の上に、「外国での教育」、「国際人の養成」及び「海外青年協力隊員などの体験」を計画し、実施することは重要なことで、「教育制度の改善」- 「海外青年協力隊員などの体験」までの7つの項目の相乗効果が実現するのである。具体的な教育のあり方のうち、「外国での教育」と「海外青年協力隊員などの体験」は現実に実行されているが、この両者は既述の「教育制度の改善」~「自己啓発などの徹底」の4つの基本的な教育のあり方の徹底的な実施の下に、行うことによって、なお一層の効果的な結果と意義がもたらされるのである。国際人の養成はこの種の人材養成はなされていないので、ここに提案するものであり、このような養成機関の設置を重要視することは日本人の国際性を開眼させることになる。それには、周到な準備と線審な実行計画が必要である。また、経費面ではなるべく大企業の社会還元の1つとして資金の供出を求め、私立の形態を貫くことが普遍的な伝統を維持し、一党一派に片寄らない経営と人材の輩出が望めるからである。また、国際人の養成は国連大学の目的に相通じるところがあろうかと思われるが、国連大学では日本からの学生の数、卒業生の日本におけるその後の進路などの現状を見たところからでも、国際人の養成の提案は国際人を育てるのに、機能、規模、専攻部門などから適切なものである。占38