ブックタイトルsatoh

ページ
584/1034

このページは satoh の電子ブックに掲載されている584ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

satoh

オ.協力活動2.4.教材従来の各教科の内容は西洋偏重主義、異質性の強調の傾向が強い。従って、内容の大幅な見直しが必要だと思う。一方、国際教育には、実際に異文化間交流に身を置いた人たちの体験談も貴重である。個人あるいはグループで作ったガリ刷の印刷物の中には内容的に優れているものも多い.2.5.教授者の養成平均的、総括的な国際教育を教育全般に行なうためには教授者の育成が緊急の課題だと思う。そのためにはpre-serviceとin-serviceの両面で教育しなければならない。(1) pre-service了.教職課程の必修課目に国際教育を含むィ.学校教育の中に国際教育を独立した教科として取り入れる場合は、国際部、文化人類学、社会学、心理学などの専攻者を充てる(2) 1n-SerVICe7.学校長の国際教育に関する研修会ィ.教科にかかわらず国際教育の研修会を行なう(国際教育センターが担当する)(3)海外・帰国子女やその他一般の市民近年、海外での生活体験や異文化交流の体験が豊かな人が民間の中に多く見られるOまた、海外協力隊やその他のNGOの活動家を動員する(国際教育センターの人材バンクの協力を得る)3.おわりにこの夏、ロサンゼルスオリンピックが開催され、その競技のもようは衛星中継され、各家庭のテレビに写し出された。正しく、20年前、マーシャル・マクルー-ンが予言した「地球村」にわれわれは住んでいるらしい。だが共産圏諸国の不参加や第三世界の九億の582