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概要

satoh

第5回優秀賞はなく、子供から高齢者まで、年齢、性別、生活環境が異なる者同士を一緒にすれば、文化摩擦について学んだり、自己完結性や対人疎通性を養うことができると思う。(引家庭教育学科目指導だけでなくしつけの面まで学校教育に責任を放棄している親が多いように思う。最近の子どもは昔ほど隣り近所の子どもや大人と接触する機会をもたない。対人疎通性を育てるためには、近隣の人たちとの交わりや来客の接待を子どもに奨励するのもよいだろうOまた、物を大切にすることや、募金やボランティア活動をしやすくする環境作りも地味ではあるが有効な国際教育であると思う。ホストファミリーを志願したり家族で国際交流の機会を作るのもよい。(4)マスメディア今日、マスメディアの教育に与える影響は大きく、それを無視して教育は語れない、と言っても良いと思う。特に外国に関する知識や情報はテレビから得ることが多い。マスメディアの報道は次の点に留意すべきである。ア.西洋文化偏重をやめるィ.異文化間の異質性や特異性だけを強調せず人間の類似性とかそこに住んでいる人々の価値観、考え方、問題などについて正確に報道する(5)大学の国際化21世紀に向けて外国人留学生の受け入れの数が増えつつある。量の面だけでなく質の面の充実が緊急の課題である。ア.人的に=動き"のある大学にする○大学教員はもっと国内、国外の大学間で動く必要がある○外国語の分野だけでなく他の分野でも外国人教員に門戸を開く○開発途上国、低開発国に日本人学生を派遣し交流をはかるノ十学位制度の見直しをする○日本に留学しても博士号がもらえない、と言って他国へ留学し直す場合も多い579