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概要

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窮3回佳作「世界の軍縮と安全保障に関して国連大学はどのような研究を行うべきか」芳賀弘子1946年に制定された日本国憲法では、「日本国民は恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは平和を維持し、専制と隷従.圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと重めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは全世界の国民がひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有する事を確認する。われらはいずれの国家も自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う。」とうたっております。今、のどかな、いなかでこの序文を読んでいるとなんてすぼらしい文章だろうと患いますO「恒久の平和を念願L」あるいは「全世界の国民がひとしく、恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有する事を確認する。」という考え方はとても大切なことです。世界平和と人類の幸福は永遠の課題ですO「永久平和」という思想は、世界各国にも浸透してきており、第一次世界大戦後、国際連盟が桔成され、さらに第二次世界大戦後には、国際連盟の欠陥を反省し、国際連合が設立されました。国際連合は国際社会の平和と安全を椎持することに加えて、諸国家間の友好関係を発展させることおよび、経済的、社会的、文化的、人道的な面で国際協力を推進す291