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概要

satoh

「世界の軍縮と安全保障に関して国連大学はどのような研究を行うべきか」一人類の英知を生かし、新しい世界史の展開を!-鎌田定雄要約人間世界酎繭腹しても、更に食を蓄え財を積み、テリTlリーとして権力の拡大に血道をあげ、すべてのことにおいて常に他より優位にたつことばかり考えている。そこにあるのは、ただ力の論理だけで、ルールも倫理も一顧だ忙されなくなった。結果としての社会悪、環境の破壊、国際間の紛争の根源をなして来た。もし現在のままの状態に何等反省が加えられないならば、人間は自らの中で人類を滅亡に導くかもしれないのである。現在は、政治、経済、科学技術、教育、宗教などの各分野で世界の指導者を以て自ら任ずる人達が、各々神より与えられた各自の使命を忘れ、自分をも見失っている時代であると思う。私は今、国連大学が「世界の軍縮と安全保障」に関しての研究に当って、その基本にこのことを捉え、既存の常識の域を踏み出して、色々な理論や技術や方法に先立って、「人間性の回復」の道を研究し、各界の指導者を啓蒙するとともに、その反省を求めアピールする方策を見つけ出すべきだと考える。それで私は次のことを国連大学が世界の軍縮と安全保障に関して研究することを提案する。1、国際紛争や世界軍備拡張の風潮を招来した原因としての領土問題及び民族間の紛争の研究2、国連の拒否権,採決投票権2占2