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概要

satoh

第2回優秀賞みなどというものが揃っていた。また、それに、当時の日本にとっては、垂工業化への傾斜生産方式を取る以外に、発展の道はなかったのかもしれない。つまり、当時の日本は以下のグラフのようだったと思われる。「戦後日本の経済発展の方向」経済成長率(重工業化に導かれる)幸福度率(質的成長率〕このように経済成長に導かれて、幸福度も上がり、また幸福度に導かれ、人々の満足度と自信を高めることにより、経済成長の促進になったものと考えられる。■このように、戦後の日本が行なった経済開発戦略は、経済成長-垂工業化を基にしたものであったが、今日の発展途上国では、この手段を用いるべきではないと思われる.その理由を次の章で述べ、そして、真の目的に基づいた開発戦略を具体的に考えてみようと思う。第二章発展途上国のための経済開発戦略今日、最も、経済開発戦略を必要としているのは、発展途上国であろう。先進工業国では、本人に意思さえあれば、生きる糧ぐらいは得られるであろうし、また教育でさえ受けることができる。しかし、発展途上国の人々は、明日の糧を得られるかどうかわからない115