ブックタイトル佐藤栄作 受賞論文集

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概要

佐藤栄作 受賞論文集

第25回優秀賞きく意味合いが異なる。横山は、「依存」はニュートラルな言葉であると述べる(横山1990:42)。要するに、「相互依存(Interdependency)」という言葉は成り立っても、「相互従属」という言葉は成り立たないということである。地域共同体をはじめとする地域プレーヤーを補完しあう仕組みは、まさに国際社会を維持することを目的とした相互依存システムとしてなされるべきであろう。参考文献1.会田雄次、1966年、『合理主義ヨーロッパと日本』講談社現代新書2.阿部謹也、2001年、『学問と「世間」』岩波新書pp21-223.石川滋、1996年、「開発経済学から開発協力政策へ」、石川滋『開発協力政策の理論的研究』アジア経済研究所4.絵所秀紀、2001年、「アフリカ経済研究の特徴と課題」、平野克己編『アフリカ比較研究―諸学の挑戦』アジア経済研究所5.遠藤乾、1999年、「重層化する政治空間ポスト通貨統合の秩序像」『世界』第658号、岩波書店6.岡沢憲英、1991年、「スウェーデンの挑戦」岩波書店7.岡本伸之、2001年、『観光学入門ポスト・マスツーリズムの観光学』有斐閣アルマ8.落合雄彦、2004年、「アフリカ「民主化」再考のためのナイジェリア制度エンジニアリング考―集団への資源の分配が剥奪を醸成するシステム-」津田みわ編、『アフリカ諸国の「民主化」再考―共同研究会中間報告』9.国際連合広報局、国際連合広報センター監訳、1999年、『国際連合の基礎知識』世界の動き社10.サミュエル・ハンティントン、鈴木主税訳、2000年、『文明の衝突と21世紀の日本』集英社新書691