ブックタイトル佐藤栄作論文集9~16
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佐藤栄作論文集9~16
第15回佳作る。一方、南北対話の場として「南」側諸国に有利な構造から、彼らの発言を確保する場として総会が利用されるべきである。一方、安全保障の面では、犯罪対策(国際刑事裁判所(ICC)の設立を含む)、平和維持活動と開発の役割、安全保障一般、の三点について国連の果たすべき役割を指摘した。一番目の点については今後安保理はICCとどのような関係を建設していくかが問題であり、二番目については平和維持活動では武力行使の基準をより明確化すること、三番目では経済制裁や集団安全保障を越えた新たな安全保障、軍縮の枠組みを作っていかなければならないと提言する。4.まとめ限られた資源の中で活躍の可能性は限られはするが、国連の特徴「普遍かつ一般的な国際機関」の特性を生かすことで活躍する領域は十分できるだろう。739