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概要

satoh

第5回佳作は日本人のほか、総数の10%以内の人員は世界各国から推薦をうけた外国人学生をあてる。この養成機関は私立とし、国の助成金は極力低く押さえ、企業などの民間からの寄付などにより経営する。授業料は無料とし、できれば、学生に月額5万円ぐらいの支給が望ましい。そして、全寮制とするのが効果的な教育がえられる。(7)海外青年協力隊員などの体験を通じて、国際性を習得すること。海外青年協力隊員などの海外派遣で、現地において、学校の教師、自動車の修理指導、農業指導などの実務を通じて、現地の人々、公的機関との接触、習慣、生活程度、考え方などを経験を通じて知ることができる。また、経済、産業、技術、教育、生活などのコンサルタント業務で派遣されれば、その国の国情にかなり深く通じることができる。これらの体験から国際性を身につけることができ、国際事情に強い国際人が誕生することが可能である。この誕生は海外協力という事業の副次的効果としてえられるが、20才代後半から30才代前半の人々には2- 3年の体験は非常に有意義となるのである。そこで、この副次的効果であった国際性に関する経験を主効果に格上げし、帰国後は自己のもつ技術、能力のほかに、国際関係の仕事または、国際関係を啓蒙する仕事などを開拓し、再就職の容易化を図ることである。そうすることにより、海外青年協力隊員の希望者が増えるとともに、優秀な人々が応募し、多くの国民が国際関係の仕事の経験をつみ、あるいは国際関係の認識の高揚が図れることはいうまでもないoそして、最も実務的な国際人が生まれるものである。占35