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概要

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解度を高めることになる。古来の伝承法にもとづいているが、ただ違うのは1対1でなく、生徒が複数になった点であり、教え方がある程度計画的になったことである。 (寺子屋方式)(2)聴覚が主体O (教える、教わる。)寺子屋方式は明治に入り制度化された学校教育が確立されたので、姿を消した。学校教育は先生、生徒間の上下関係がはっきりしていて、国定教科書により明確な教育に関する意図、 1つの方向づげの教育が行われた。そして、1つの方向づけに生徒を育てることは国力を急速につけるために有効な方法で、国民全体が同一内容で、レベル向上が可能となった。 (明治、大正、昭和20年8月15日まで。)(3)視覚重点. (情報化時代のビデオ、テレビの視覚教育システム化.)情報化、電子化の波は教育界にも波及し、教科書で不充分なところは視覚教育システムが採用され、教育内容が情報として教師と生徒に同時に、供給され、情報が教育のノウノ、ウになっている。この情報は主として、知識、国の内外の出来事のレポート、記録もの、教科(補充)などを視覚教育システムにより放映される。これらは同一の土俵上での話し合いが可能となり、教師と生徒との関係は上下関係でなく、教師は生徒から学ぼうとする興味をどうやって引き出すか、出やすいような雰囲気をつくるか、を行い、疑問はその場で、討論により解決の方向づけができるようになる.つまり、生徒の意見が活発に出るようになった。また、最近の視覚教育システムは1人でも知識の導入(実験を伴う教科なども表現できるので理解が容易など。)は可能で、しかも孤独感はない。そのため、通信教育の普及が高まり、特に、中年以上の学問-の意欲が増進し、高等教育の幅広い広がりを見せている。(昭和40年代以降。)占30