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概要

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(5)外国人アレルギー症を退治すること。日本人は島国根性で、外国人とのつき合いになれていないので、なんでもYESというか、沈黙するか,無視するかのいずれかをとるが、概して、YESタイプであろう。これは、日本人の合理性に欠け、なんとかなるさといういい加減さに加えて、言葉がわからないし、特に外国人からの逃避性が肝心の時に心によみがえるなどが原因の大半であろう。このような外国人アレルギー症は場合によっては、誤解を招くことにもなるので、相手は同じ人間であるので、苦手意識をもたないことで、国情の違い、生活様式の差異からくることを認識し、最も大切なことは外国人とのふれる機会を増やし、なれることである。(好例は国連大学の学生。)そして多少言葉が不自由でも話し合い、外国人の考え方をわかろうとし、日本人の考え方を理解してもらう努力が必要である。最近は外国人が日本の社会で活躍することが目につくようになったので、このような人々の話を聞くこと、機会があれば、話し合い気を通じ合い、外国人の東の姿を知ることも重要かつ効率的な外国人アレルギー症の妙薬になるものである。(61人間同士の国際関係の認識を高めるように努力すること。日本の教育制度が国際関係の認識を高めるシステムにするか、外国の教育制度との相互乗り入れが円滑にできるよう融通性をもたせることである。この場合、教育とは何か、教育の国際化の是非などに立ち入らないと解決できない問題ではあるが、これは是非とも実現しなければ、国際社会における日本の存在はありえないであろう。このような教育制度の融通性が実現した場合は、学生の交換、交流、留学が頻繁に行われ、その結果は人間同士のつき合いを通じて、外国人アレルギー症もなくなり、国という壁の透過率もよくなり、国際関係の認識が高まり、人々は皆、友人といえるようになる。日本は貿易、科学技術が国際舞台で脚光を浴びているが、国民1人1人の国際関係の認識については遅れている。628