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概要

satoh

第5回佳作「国際人を酉てるには」手塚実世界各国は第1次大戦、第2次大戦の大きな国際間の試練を経て来たが、今日、宇宙空間を含めた米ソの軍事的綱引きは国際緊張度のバロメーターになっている。その反面、各国の経済、産業、雇用などの景気回復が一進一退をし、この繰り返しを脱出するため、各国は国内、国外を問わず、対応対策に努力を重ねているoこのような国際関係は東西の対立を際立たせ、南北の格差を生み、各国が色々と問題をかかえているのが現状である。このようなことは日本に対しても容赦なく降りかかり、資源の乏しい、狭い国土という苛酷な条件で生きるため、貿易立国、科学技術の開発などを突破口とL、各国に対して、平和に、対等に、国交を開き、共存共栄をもって、日本は臨んでいるが、国際関係は緊密の度を益々加えてきている。従って、国際関係は政府、民間を問わず、人による対応、接触、意思疎通、相互理解は非常に重要になってきている。しかも、これからの国際関係は交通機関や通信機構の高度化などにより、各国間の距離が短縮したばかりでなく、居ながらにして高度な情報交換が可能になったが、基本的には人と人との話し合いに根ざしたものが大切なことには変わりない。ここでは、このような状態に対応できる国民を国際人に育てるにはどうあるべきかを順を追って、考えてみたい。占23