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概要

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の軍国化に結びついた。(3)心情的7.対人恐怖症ィ.自文化中心主義ク.文化摩擦から不適応を起こしやすい。文化摩擦は異文化間交流では避けられない現象であるが、中立的なもので必ずしもマイナスの体験ではないO(4)コミュニケーションア. 「以心伝心」や「沈黙は金なり」という言葉に集約されているように、強い自己主張が敬遠される社会である。従って、的確に自己表現をする能力や技能に欠ける。ィ.男尊女卑、年功序列など日本には特異な人間関係が見られ、「~らしさ」に規制され自由な活発な発言ができない。(5)社会的了.グループ主義ィ.国家主義ウ.日本的「和」:日本的「和」は主従、上下関係のそれであって平等主義の和ではない。有効な国際協力を行なうために、社会的側面の最後にエ,として日本的「世話」を付け加えたい。「協力する」とは「世話をする」ことである。日本的な「世話をする」とはどういう意味や概念を表わすのだろう。福沢諭吉は、『学問のすすめ』の中でこの「世話をする」言葉の意味について触れている。それによると「世話をする」には二つの意味があって、「保護する」と「命令する」を表わす。また「世話をする」のに度が過ぎると、「過保護」、「干渉」という弊害が生じるとも警告しているoこれは国際協力に関わる警告にもなろう。「協力」は相手先の市民や住民の基本的人権を保護するのであって、過保護、命令、干渉の行為であってはならない。以上の点をふまえて整理すると、国際教育の学習目標は次のようになると思う。57占