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概要

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第5回優秀賞(2)同国人、外国人のいかんにかかわらず、全ての民族、文化、文明、価値および生活様式を理解し尊重する。(3)国家間、民族間の相互依存は地球全体に強まっている。(4)コミュニケーションの能力を育てる。(5)個人として、社会および国家に対し、権利と義務を有することを認識する。(6)全地球が連帯し協力しなければならないことを理解する。(7)コミュニティー、国家、地球が直面している問題に立ち向かっていける能力や資質を養う。次に、日本人の異文化理解を妨げると思われる内的要因について考えてみよう。ここでは星野命氏の考察を参考にする。日本人の異文化理解を妨げる心的要因は概略すると次のようにまとめられよう。(1)認識的了.日本は単一民族、単一文化社会であり、日本的な価値観で異文化を見ようとする傾向がある。ィ.日本は宗教、価値観、行動パターンなど、どの人もほとんど同じ、ステレオタイプな社会である。従って、個人によってそのようなものは異なる方が普通だという認識が不十分である。例えば、欧米人は全てキリスト教を信仰しているなどと思い込んでしまう。カトリック、プロテスタント、ユダヤ教、イスラム教、大・小剰仏教、ヒンズー教、ギリシャ正教など世界には様々な宗教があることを忘れているらしい。ウ.日本社会では「分に応じた」言動が美しいとされる。エ物事を情的に捉える。(2)異文化に接触する動機、目的7.快楽主義売春旅行などはその例であろう。ィ.商業主義日本と外国との国際関係の緊密化は経済活動に始まった。ウ.政治的にも強国になりたいというロマンティシズムがあり、これはかつて日本575