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概要

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の中に取り入れ実践Lているとは言えない。1976年のユネスコの「国際理解、協力、平和のための教育および基本的人権と自由に関する教育」の提言を指標とし、日本人の異文化理解の内的障壁を考慮すると次のようになる。国際理解とは自文化中心主義を脱し、日本文化と異文化を理解し、自己完結性と対人疎通性を育てることである。一方、国際協力は、地球人、世界市民としての連帯意識を高め、世界の問題を自分の問題として考え、その解決に参加していくことであろう。以上の学習目標を達成するためには、学校、家庭、社会の三者が連携、協力して教育しなければならない。これらの連携や協力を円滑にするためには、国際教育センター(WorldCenteredHal)の設置を提案したいと思う。このセンターを中心に教材開発や人材交流が迅速にはかれるだろう。教授者の育成についてはpre-serviceとin-serviceの両面で行わなければならない。国際理解と国際協力の教育とは結局、テクノロジーの発達と共に専門化、細分化した教育や人間の知識のもち方を見直し、個々の現象を全体の中で捉えていく能力を育成する人間作りの教育であると思う。5占占