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第5回優秀賞「国際関係の緊密化に対応して国際理解と国際協力を推進するためには教育はどうあるべきか」望月通子要約○国際協力の現状と展望1964年にマーシャル・マクルーノ、ンは『人間の拡張と原理』にこう書いている。地球は電気によって縮められて、一つの村落になった。それによって、人間の責任に対する意識が極度に高められた。テクノロジーの発達は地球の空間と時間を縮め、「地球村」にLたらしい。だが、豊かな社会と貧しい社会の経済的な不平等はいっこうに縮まらない。これまでも先進国は開発途上国に対L開発協力を行っているが、自国中心主義の傾向が強い経済開発が多かった。日本と世界の国際関係の緊密化は基本的には経済と政治に見られ、貿易の拡大や企業の海外進出と共に開発協力が始まった。一方、近年、教育、学術、文化の国際交流や協力も開始された。21世紀に向けて拡大するこのような交流や協力を質の面でも充実させなければならない.そのためには官民が連動し、国際理解を高め国際協力の輪を広げなければならないと思う。○国際理解および国際協力の教育実践日本国憲法は国際理解や国際協力の理想を、教育基本法はこの理想は教育の力によって実現される.と明記している。一方国際理解や国際協力についての理論研究やケーススタディなども始まり、理念の面ではかなり言いつくされている。だが、具体的に教育5占5