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第5回優秀賞「国際関係の緊密化に対応して国際理解と国際協力を推進するためには教育はどうあるべきか」ホ-リ・シバート要約技術が進歩したことにより、まるで世界がちぢまりつつあると思えるほど速く世界中を旅行し、世界中と通信できるようになり、今日我々は「地球村」に住んでいるという実感が持てるようになった。その結果、国際諸関係が今日ほど緊迫し、入りくんでいることはこれまでに全くないほどである.従って一般庶民はこれからどうLてもより多くの国より多くの人々を理解し、意思を通じて行かねばならぬことになっている。にもかかわらず現在の教育制度は一般庶民に「地球村」で隣に住んでいる人々のことを理解するのに必要な技術を持たせるように方向付けられていない。現在の世界情勢は非常に危険であって、一般庶民が相互理解と相互協力の改善促進に貢献できることは少ないと思われることがしばしばある。しかしながら、教育制度の方向付けを調整し、いくつかのプログラムを創設ないし拡充することにより、現在の若い人々が将来の要請と挑戦とにより適切に備えさせることが出来る。ここに国際理解と国際協力を推進するために実行にうつさせるべき5つのプログラムを提案する。第一のプログラムは外国語教育である。外国語教育には最高の優先度が置かれなければならないし、その目指す最終の目標はその外国語を話す人々と十分意思を通じ合える能力を持たせることに置かれねばならぬ。ということは外国語教育は試験のための外国語の学習でなく生きた外国語の学習でなければならぬということである。小さい年頃で外国語に549