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概要

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「調和-の道をさぐろう」第4回佳作鎌田定雄要約-、残された時間1.長くて短い時間今世紀末までに残された"時間"はほぼ16年間である。この16年間を「科学技術の進歩発達の恐るべき速さ」を尺度として測ってみると、それは随分と長い時間に当る。一方、過去2,000年をかけて、あまり進歩したとは思えない「人間自身の進歩発達の度合」を、もう一つの尺度として、残りの16年間を測ってみると、それは極めて短い時間にLか当らない。この一見長くて短い時間のギャップの中で、人類はどのようにLで`調和の道"をさぐり出すか、これからの重要な課題である。2.荘漠たる二つの要素情報・コミュニケーションと言う二つの言葉の持つ意味は、既存の辞書の説明だけでは説明しきれないものがある。ノーバート・ウィナー氏の「情報は、人間が社会生活を営む上で必要な、物資、エネルギーに次ぐ第三の本質である」と言う言葉を借りて、その本質を見つめてみたい。二、ふリかえる1.村のお豆腐屋さん「人間は進みすぎると振り返る習慣がある」と、言った人が居る。現在も、これからの16年間も、その進み過ぎた時代になるのではないだろうか。そこで、村のおばさんが477