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概要

satoh

第4回佳作テンベルグ)、郵便の四つを、1800年代の、四大発明であり、これらインフォメーション(当時、情報という訳語がなかった)を、うまく駆使してゆかなければならないと、『民4)情一新』で述べたというが、その当時の人々の感動を味わえないまでも、せめて、情報化社会を、良い方向に進展させるべく自覚を持って、先人の工夫を活かす努力をしなければいけないと思う。次に来る社会では、現在のようなテレビ人間に代わって、コンピューター人間の世代となり、テレビ人間の、感覚的思考の特徴に対し、論理的な思考をする新世3)代とのギャップを心配する考え方もあるが、たとえ、そのような時代が到来しても、静かに新世代を受け入れて、個人個人の自由意思が活かされる社会-、共に向かう姿勢で臨まなければいけないと思う。情報・コミュニケーションの技術の発展による社会の変化について、たとえば情報汚染などに害されることを最小限にとどめ、より正しい方向に進展させる努力をすることにより、来たるべき社会・文化の著しい発展が期待できるはずである。大衆とマスコミュニケーションの関わりについて、国内においては、正確な情報による、マスコミュニケーションの発展は、他人をよりよく理解し、他人の身になって、自己と他人の調和を図ることができることになろう。そして国際間においても、発展途_上国の問題では、発展途上国自休が、真剣に尽力すべき事はいうまでもないが、先進国がマスコミュニケーションによって得た情報を、良き方向-と活かしてゆくためには、先進国で飛躍的発展をしつつある情報.コミュニケーション技術を活用して、教育・技術・経済等における援助をすることが必要であると思う。また、国際間の平和のためにも正確な情報によるコミュニケーションを保つことは、他の国々を正しく理解し、他国の立場を考える上で重要な力となるであろう。475