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概要

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3.1行動の活性化共感は心と心の反応/結びつきである。最も大事なことは、まず私達個人がその準備をすることである。四つの目を開こう。"関心という目"、…責任という目"、"感動という目"、"気力という目"を。1)関心という目次第に複雑さを増し、組織化されてゆく私達の住む産業社会。地球という限られた面積の中に、加速度的に増加してゆく人口。輸送網と通信網の発達による地球上での相対的な空間的、時間的圧縮化。息苦しさと、緊張感から、ともすれば逃げ出したくなるこれらの現象はどうして生ずるのだろうか?私達、自らが作り出した世界を捨てて、本当に逃げ出してしまって良いものだろうか?関心という目を開こう!これらの現象は何を意味するのかを、また、私達の進む方向はどこかを知る必要がある。まず書物を読もう。週刊誌ではだめだ。宇宙生成の原理を、とくに私達の住む地球のことを調べてみよう。生命生成の原理を、とくに私達自身人間のことを調べてみよう。そして人間の歩んできた歴史を、とくに歴史の中に織り込まれている先人の努力のことを調べてみよう。これらを深く知るとき、おぼろげながらわかってくるだろう。私達の進んでゆく方向が。自分だけの閉じ込もった分散した生活に目的があるのではなく、他人と深く密着した集中化した生活に責の目的があるということが。息苦しさと緊張感は、自分と他人をより緊密な関係に置くために、どうしても通りぬけてゆかねばならない一過程であることが。関心の目を大きく開き、深く知ること。これが第一歩だ。2)責任という目私達が毎朝ロにする米はどこから来るのだろう。芋に汗せずして、自動的に生み出されているのではないOいくら機械化されたとはいえ、暑い日照りの中で、苗を植えるという40占