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概要

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表1地域別カロリー・蛋白質供給量也先進諸国発展途上国域カロリー蛋白鷺カロリー必要量に封する供給量の比率㈲(1人当たりカロリー) (1人当たりグラム) 」1961~Tl1961 1961-71平均1961 1961′ヽ.71平均1961平均2,960 3,150 87.0 96.4 1162,100 2,200 54.9 57.4 91世ラテン・アメリカアジア1)中近東2)アフリカ3)アジア計画経済諸国界2,4102,53063.765.01002,050乱o阜o51.350.7922,2002,50062,369.3892,1202,19055.758.4912,0202,17054.760.4862,3802,48065.269.0100注)1.日本を除く2.イスラエルを除く3.南アフリカ連邦を除く出所FAO TheStateofFoodandAgrictdtlre,1974,Rome,1975,P.104「発展途上国の農業開発」p.12表1-I-3表一部修正衰1は、1961年と1961年~'71年にかけて地域別に1人当たり平均カロリー・蛋白質供給量、およびその必要カロリーに対する比率を示している。1961年と1961年~'71年の平均とを比較すると先進国、発展途上国のいずれもカロリー・蛋白質ともに供給量は増加しているが、その増加率は先進国の方が高くなっている。国連食糧農業機構(FA?o)によれば、発展途上国の国々では熱量充足率が95%となっており、常に栄養失調の状態にあることも表1から伺える。同様に、蛋白質供給量も先進国では1日1人当たり96グラムであるのに対し、発展途上国ではわずか58グラムで、しかもこのうちのかなりの部分は蛋白質としてよりはむしろ、カロリー不足を補う目的に向けられたものと推定される。22