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概要

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第3回最優秀賞り､最低レベルに属すものとしては､貧困､文盲､栄養失調､飢餓など開発途上国の人々がそれによって苦しみ職いでいるものなのであり､これらの人間を不幸にするものを真剣に無くしていこうとする姿勢はうかがえない.いま人類と世界にとってなすべきことは､人間社会の上限に住む一部の権力者や科学者や富裕者がもつ最高レベルのものをさらに高めることではなく､下限に住む人々の苦悩を取り除いていくことである｡1のレベルのものを放置したまま､10のレベルのものをさらに高めていこうという先進国のやり方は､ここで根底から改められなければならない｡逆に､人類は､10のレベルのものを釘づけ忙したままでも､1のレベルのものを無くしていく努力をLなければならない｡国際協力には､最高レベルのものは何一つ必要ではない｡同じ地球の同胞を餓死させて､いくら技術水準を高めてみたところで､どうして世界の平和が維持され安全が保障されるであろう｡国連大学は､国際協力によって､いかに1のレベルのものを無くし､次に2のレベルのものを無くしていくのか､そのための国際協力戦略について徹底的に実践的研究を行うべきである｡軍縮を進め､世界の安全を保障するためには､国際協力を推進する以外に道はない｡3研究テーマ3 ｢女性の社会参画促進と平和勢力化に対する阻害要因｣についての研究世界の人口の半数を占める女性の社会参画の度合と社会的地位が極めて低いという事実､さらにかれらの基本的人権と自由が無視または軽視されているという事実は､世界の平和の維持と安全の保障にとって大きな障害である｡何故なら､平和と安全は､世界人権宣言の前文で､｢人類社会のすべての構成員の固有の尊厳と､平等で譲ることのできない権利とを承認することは､世界における自由､正義及び平和の基礎である｣と述べているように､すべての人間の基本的人権と自由が遵守されてはじめて保障されるからである｡209