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概要

satoh

ナリオが理想的に進行した場合、過去に多かった技術移転の失敗例はおそらくその数を減じるであろう。3技術移転による産業構造の変化に封する国際的な調整役をはたせ技術移転によってもたらされる国どとの産業構造の変化は、将来貿易摩擦を引きおこす遠因となるかも知れない。そこで国連大学はその将来を見込んで産業構造の調整についても何らかの役割をはたすことが望まれる。この点での一つの好例は、先進国グループが組織しているOE.CDであろう。中でもそれが近未来について国際経済の予測を行なった「インターフユーチュアズ研究」は注目される。そこで提示されている南北の紀元二千年にかけての国際関係パターンは、北北・南北協調型と南北分裂型、それに北北分裂・地域ブロック型に分けられるが、世界が今後目ぎすべき方向が、北北・南北協調型であるのは言うまでもないO表- 1は、一人当たりのGDPが南北ともに最大となるのが、北北・南北協調型で、しかもそれぞれが高度成長を続けた場合であることを示している。国内総生産(GDP)の割合と-人当たりGDP(シナリオA、B、C及びDの推定値の比較)世界全体に対する割合(%)一人当たリGI)P (1970年基準、100万米ドル)1975年「一日20 00年-- 「 1975年「一--- -I -200年一一----llA tl C D 5132ABCD4531君苧夢2塁:写l冨1塁] 24 21≡詔等謂]7・7808・450?a 9 2371360日本6.8 10 1010,260Lf5907JL38,23013l4275245056GO0E C l臥5 16 147,9606,11047■90ECI62.05350寸3爪舶4R6qnV 8,000 6,470Uq04UVり01c1 0東欧15.9 16 18_74730n (k nV U V5,330L55,08033ウ一290 860 790 656 75 0冨票途上21・6 3. 32世界全体100 100 100 100 100 960 2,210 1,920 1,530 1,8 5 0(漢)北北、南北協調型(A-高度成長、B-中成長)、南北分裂型(C)、北北分裂地域ブロック型(D)(昭和54年7月24日付日本経済新聞より転載)表1154