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概要

satoh

自らのために造り出したものであること.(≡)地球及び世界の全体規模に関する問題であり、部分からの対応では、脱出が困難または不可能であることを明らかにする。そして、人類の生存の基本こそが、新しい世界に通ずる理念であり、世界の民としての人間の尊重、生存の場としての地球の保全創造、生存手段としての資源技術の国際化三原則のもとに、具体的要件を解明し、維持のための方策を樹立し、これを推進するためのシステムの構築が最も重要であると指摘する。第三章においては、人類の生存の基本に関する研究のあり方について、国連大学の位置づけ、研究体系の構築、研究方針のあり方、研究体制の確立、研究成果の生かし方などについて提案を行う。人類の生存の基本に関する研究は調整的立場、統合的立場から行われるべきであり、その意味から国際連合大学の役割は重いこと。研究方針としては、原理としての統合を目指すべきこと。研究体制としては、原理に関する根幹的討議と関係学問分野からの学際的討議を二つの方向からのアプローチが必要であること。研究成果については、国際連合による調整討議や国際世論-の訴求など国連の立場を活用を図ること、などについて詳説し、国連大学の研究進行核としての重要性を述べる。1004